2016年11月11日

ハラーム的な電殺 失神

電殺器の質問に、失神状態にできるかとの問い合わせがあります。
出力加減装置を使わないで、偶然に失神状態になって驚きました。

20161111yoneda_mini.bmp

前日は雨で、箱おりの底土は充分に湿気があって、濡れていました。
複数のイノシシが処理対象なので、対策用電気棒を使用しました。

   複数イノシシ捕獲対策電気棒とは、
   伸縮式の軽量電気棒では、噛み付かれて曲がったり、折れたりします。
   そこで、
   木質棒か、金属製筒の電気棒で 噛み付かれても耐久性あるようにしています。
   さらに、
   複数捕獲の場合は、シーター機能が大きい電極針のほうが 針がはずれにくい。


出力可変装置とは、
http://kariken.sblo.jp/article/175201491.html

electrical_adjust.bmp

イスラムでは、ハラームと呼ばれる決まりがあって、失神状態での処理が必要とされているそうです。

本日は、確実に卒倒して 目をあいたままに 規則的な呼吸を継続していました。
たぶん、
電殺処理中に横転して、体側面の獣毛が箱オリ底金属格子に接触していたので、
電気通電の制限になってしまったようです。


さらに、シーター機能が大きかったので いのししが感電しながら横転したとき、
皮膚の浅い部分に斜めに右側刺突電極が配置されていたのも、電気が弱く流れた理由にも思われます。

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   ここは 狩研究会のブログです。
 
   狩研究会の電殺器は、以下の公式HPでもくわしく解説されています。

   http://newfuel1.com/kariken/densatu.html



狩研究会
posted by 狩研 at 19:53| Comment(0) | Q&A 電殺器への質問

2016年10月12日

自作の電殺器あれこれ

猟友会の役員と雑談していて、今日もイノシシを2頭獲った。最近よく獲れるとか。
その方は、自分で作った電殺器を使用しても、倒れても起き上がってくる。ヤスリを尖らせて突いている。
さらに、その方の知り合いでもあり、私も面識ある方は 電殺器を使ったら 心臓の血管が破れる とか。

具体的にどこの部分が悪くて、何が不具合で そういう 普通はおこらない現象 がでているのか?
倒れても起き上がったくるというのは、刺突電極が悪いのかもしれないし、左側電極のボンディング抵抗
が原因であろうとの疑いもでます。

心臓の血管が破れるというのは、全く見当がつかない。多くの解体をして心臓を取り出しているけれど、
そんなことは全く経験したことがない。

電気刺激で獣体が 麻痺 するのであって、筋肉が硬直して 心肺機能が停止することで血流循環が停まる。
通電の時間も関係するけれど、電気の流れが小さいと 部分的な筋肉硬直だけにとどまっているかも。
そうすれば、起き上がってくるというのは 当然の結果となると思います。

電殺に関しては、無償であっても 助言をすることで事故がおこった場合に、いろんな法律責任がでてくることもあります。

そもそも、適切な助言がどこまで期待できるのか、さらに助言を正確に反映させているのか。

あれこれ、あれこれ いろんなことがあるようです。

電殺器の基本として、
自分が感電したときに、通電が連続しないようにするのは最低条件です。
感電しない事前対策は当然で、それでも感電することはありえるので、連続通電しないことが重要です。


通電不足で起き上がってくることよりも、操作者や周辺の同伴者への危険防止が重要です。


狩研究会

posted by 狩研 at 18:44| Comment(0) | Q&A 電殺器への質問

2016年08月22日

水を獣体にかける 濡らすべきか

電殺において、水に関する誤解が多くあるようです。

地面が沼地のように電気が通電しやすいと、操作者に感電の危険があります。
電極をアース、接地すれば操作者を含む広範囲の地面は感電の危険があります。

獣体に水をかければ、毛皮の表面に電気が漏電して、充分なパワーを心肺に与えられない場合もありえます。

狩研究会の電殺方式は、獣体に水をかけるのは足元のボンディング抵抗を小さくする目的です。
左側電極の、コモンを確実にさせる趣旨です。

狩研究会方式の電殺は、正確な表現をすれば 獣体は濡れていないのがベストです。
雨あがりなどで、イノシシやシカなどが濡れていても、狩研究会の電殺には安全対策があります。
感電対策だけでなく、過剰な電気の遮断と、自動復帰は初期型より標準仕様です。

狩研の電殺装置は防水ではありません。
降雨や降雪でも安全に使用できるように配慮していますけれど、危険性があるので避けるべきです。
完全に水没させたら装置が壊れます。

狩研究会電殺器が動作不良の場合には有償修理できますので御相談ください。

狩研究会
posted by 狩研 at 21:10| Comment(0) | Q&A 電殺器への質問

2016年07月11日

電殺通電時間と効果

電殺時間はどれくらいで効果あるのか、との質問が多くあります。
心臓に通電することで拍動を停止させ、脳幹に作用して拍動が停止するとも考えています。

心臓の大きさの大小は、通電パワーに比して、あまり問題にはならないと考えています。
具体的に説明すれば、
小さなイノシシと大きなイノシシの心臓のサイズ大小は電殺効果において差異が小さい。

小さな鹿と、大きな鹿でも心臓のサイズ大小は電殺効果に影響がでるとは考えていません。
ほぼ同じであると考えています。

通電効果.JPG

文献情報において、上記表の事例が報告されています。
電気の流れは条件によって大きく左右されます。

狩研究会の電殺事例では、
箱オリの場合、複数捕獲によるイノシシや鹿の妨害によって刺突通電が継続できない場合があります。
電極棒に噛み付いてきたり、体当たりで電極針が獣体からはずれます。
おおよそ、10秒以上連続通電できた場合には蘇生しないようです。
条件が良ければ、5秒程度で蘇生不可逆状態になるようです。

獣体反撃による事故防止から、通電停止後の観察時間を充分にとって、再通電を行っています。
舌をだしたまま、目を開けたまま、肺からの大きな排気音を聴く、
などの確実な形態があっても再通電しています。

  あんな鋭い牙やツノで裂かれたり、突かれたり、噛み付かれたりは痛いだろうから念入りです。

狩研究会は、短時間通電で充分な効果があるので感電の危険を指摘しています。
動物への通電時間の長短があれども、感電への危険性は同じだと考えています。

獣体への水かけは獣体表面に電気が逃げてしまう場合があるとも考えています。
足元の導電性を高めること、イノシシが足下の水をなめて背中に刺突電極を差し込みやすい状況になる等、
水かけの恩恵はあるけれど、電気は流れやすいところを流れるという特性を忘れてないようにしましょう。

電気が流れやすいと、極端な場合は 短絡 ショート となります。
電話で少し対談すると理解が早くできます。
購入者には電話で説明させていただいています。


狩研究会
posted by 狩研 at 19:33| Comment(0) | Q&A 電殺器への質問

2016年04月15日

スタンガン 電気パルスヤリの比較 2016

スタンガンと狩研究会の電殺方式の比較質問があります。

スタンガンを使用すると、一時的に失神するもののおきあがってくるそうです。

現物を所有していないので、測定したこと無く 公開情報や体験報告からの話題となります。

   狩研究会の電気棒のパワーは、スタンガンの数百倍から 数千倍 あります。

   電気のことなので、電流が流れやすい条件であるのか無いのかで異なります。

具体的に説明すれば、

  スタンガンは電流が微小 とても小さな電流を流すのがスタンガン。
  電圧は、狩研究会の電気パルスよりもスタンガンは大きい。狩研究会は低い電圧。

  安く自作できるという幻想は危険です。

  安く製作できるならば、購入者の増加を期待できる安価な価格にするはずです。

    どこでどんな誤解が発生しているのか知りませんけれど、

    スタンガンのような小さな電流では心肺停止ができないと考えています。

  
  スタンガン を提供していただけたら各種解析しての解説もできるかもしれません。

  電気関係の測定機器は各種所持していますので、

  比較対照御希望の現物機器を提供していただければ比較対照の説明ができる場合があります。

  解析・分析費用の予想価格・見積もり価格を正式に提出できます。


  滋賀県栗東市小柿 株式会社 山村製作所   技術提携 狩研究会

  kappaboss@aol.com

携帯電話 090-4648-9467


  
posted by 狩研 at 01:39| Comment(0) | Q&A 電殺器への質問

2016年04月09日

電気ヤリの自作相談 事例紹介  パワー不足

電殺器の問い合わせは多種で雑多です。

いろんな質問や相談があります。

インバーターで300Wではパワー不足だとか、400Wではできなかったとか相談あります。

   【 狩研究会の助言 : どんな測定方法で、 ###W だと前提にされています? 】

     電源が屋内電灯コンセントの場合と、直流バッテリーの場合では異なります。
波形が異なるので、測定器によって観察値が異なります。

インターネットでの公開情報で作ったとか、インターネットで購入した。


原因はインターネットで購入したからではありません。

購入手段が インターネット であるだけで、パワー不足とは直接には無関係のはずです。


狩研究会の現在における情報を前提にすれば、パワー不足が原因では無いように思います。

    塩水をかけたり、

    雨天や雪が降っている環境で使用したり

    カシメ ハンダ のダブル接続していない部品があるならば期待効果が低い。

        接続が ハズレテ 電気が流れない場合があります。

電気は獣体内部に流して、心肺に作用させるべきです。

皮膚や、羽毛の表面に流れた電流は大きくなって安全装置が機能してしまうと考えます。


   パワー不足でなく、皮下内刺針と湿気対策が必要に考えます。

   電極素材と太さ、長さの抵抗値も関与していると考えます。


何が問題なのか、指摘して助言できます。

全国各地に、狩研究会のメンバーは多数います。


狩研究会




posted by 狩研 at 23:27| Comment(0) | Q&A 電殺器への質問