鳥取地方の狩猟情報です。
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特徴 : 犬を使わない
伝統狩猟分類 : 追跡組猟
情報入手日 : 2017年3月 当事者からの伝聞
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足跡を追い、寝屋撃ち猟法は積雪ある場合に全国各地における伝統狩猟法だと思います。
少数、単独で行える狩猟技術です。
積雪あれば、足の短い犬では追跡できない。
匂い痕跡が流されて犬による追跡が不可能とかあるようです。
等高線が狭くて、深い谷や流れがある地域と、穏やかな ゆったりとした起伏の丘陵地域とは異質です。
混在した地域で狩猟や有害駆除をすれば、今までの有名犬や経験が大きく前進できて驚きます。
話題を鳥取地方の情報に戻して:
犬を使うと、獲物を追いやる。追い出す。向こうに追い出す。
勢子は2名、犬は使わない。
チームは6名程度、各自が獲物の足跡を探索し、集合して打ち合わせ。
午前1回、午後1回程度しかできない。
箱ワナは3基あるけれど、捕獲すればシーズンで1回程度。捕獲で荒れるからか、電殺を検討したい。
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全国のいろんな狩猟テクニックを聞いたり、見たりしています。
ワナの仕掛けなど、出版物やインターネットで公開されていない伝統技が各地にあります。
具体的には、滋賀県と三重県の県境である鈴鹿峠の東西で、トリガーは似ているけれど異なります。
たった、わずか数百メートルなのに 異なるトリガーです。
狩研究会の標準類似なものの、アレこういうなんだ。 と新鮮です。
狩研究会のワナは実に単純・簡単です。
薮野式:足くくりパチンワナ は 釘2本
箱ワナ横糸式:釘3本
鼻くくり : 釘なし
大輪くくり : 釘なし
鳥居式 : 釘ある場合もあり。
反転式 : 釘不要。 類似方式はインターネット等で見る。
滋賀県東部、日野・土山は釘3本が多いようです。
鈴鹿峠東、引き抜きかんぬき方式 釘4本でした。
どれも、インターネットや書籍などで見たことありません。
どれも、非常に似ていますけれど、やはり、異なります。
狩研究会は、類似な別種を数種類を標準としています。
こういう知的刺激が狩研究会の存在前提です。
狩研究会はどのような バネ でも使えますけれど、
エキスパンダーのような連続コイルバネは使っていません。
使うのが禁止ではありません。特定方式がイケナイとはありえません。
どんな方式でも、獲れます。 獲れるときはとれるとそれが 極意 事実 であるそうです。
狩研究会