2017年05月06日

電殺配線の知識

電気部品の接合は信頼できて耐久性も求められます。
市販品の場合には製造コストを考慮しています。

clip_handa01.bmp

上の画像は下側が市販品の状態です。
試作・実験回路評価のとき、通電不良が発生しました。
順次点検していくと、配線が圧着不良で抜けていました。

電気部品によっては ハンダ溶着禁止 とする場合もあります。
可動性が無くなって、屈曲などの繰り返しで電線切断がおこる場所ではハンダしないようです。

圧着は専門工具でするので高い信頼性があります。
それでも、今回のように抜ける欠陥品が市販品に混入しているようです。

狩研究会の電殺器は、温度管理したハンダ溶着によって信頼性を高めています。
多くの部品で、専門の特殊工具による圧着と、温度管理された半田付けのダブルを行うようにしています。
今後、何かの不具合が報告された部分があれば予告無く改良していきます。

使う人が増えているので、よくも悪くも報告が増えるほどに使いやすく、耐久性向上とできます。


狩研究会
posted by 狩研 at 01:52| Comment(0) | 安全な仕様
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