大型獣のイノシシや鹿に電極を刺すときに動けば電極が外れてしまうので、ほんの少し追随させます。
このわずかな時間だけれど電気が流れる時間が長くできます。
下の画像は、サル向けの電気棒を使って大型鹿を処理したために電極が曲がってしまった失敗事例です。
今回の事例では、追随角度 : シーター を超過しすぎて、電極針に荷重がかかりすぎました。
本来ならば、電極針の根元が傾斜して、シーター角度が発生するので電極針に過度の負担は発生しない。
今回は、傾斜角度:シーター特性が小さなサル用の右側刺突電極を大きな鹿に使って、電極針に負担がかかりました。
もっとも、今回は正面に向き合った状態で鹿胸に右側刺突電極を刺したので、
体重がまともに電極針にかかってしまったので標準電極であっても曲がったかもしれません。

サル用捕獲メッシュ距離、網目間隔が狭いので電殺を細い直径の電気棒にしています。
細くした結果、シーター特性が小さくなって小型獣ならば問題となりにくいけれど、
大型鹿が手前に倒れ来て刺突電極が曲がってしまいました。
修理は万力:バイスに固定してペンチなどで曲げ戻して下さい。
修理後は標準附属品である、現場通電確認小型灯で通電確認してください。
狩研究会電殺器の御購入者様からの修理相談は今後の製品改良に役立てています。
修理費用は御見積させていただきます。
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2017年07月27日
新型 電気ヤリ
http://kariken.sblo.jp/article/180463735.html
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