2016年03月29日

シーター機能 角度追随

電気ヤリの右側を、右側電極棒と呼ぶことがあります。
ややこしく誤解している人が多くて、あえて狩研方式の呼び方をします。
右側は刺突電極で、シーター機能があります。

シーター とは、角度を表現しています。
右側電極は、獣体に突き刺したとき移動追随して通電時間を確保します。

   固定して角度変化しない電極だと、突き刺したタイミングで痛くて獣体が動いて電極が外れます。
   固定している電極だと通電していてもケイレンでズレテ ハズレます。
   100分の数秒だけれど、狩研方式は追随してパワーを投入できると考えています。

最近に多く出荷している電極回転ネジ型は、シーターが小さいです。
   本当は初期型のホースパイプ型が優秀なのですけれど、専門家向きです。
   初期型のシーター機能は抜群です。
   初期型のホース絶縁タイプは、北海道などの寒冷地での手袋操作に対応できません。
   初期型の特性は獣体移動でも、通電時間を期待できるという優秀さがあります。


シーター特性あるから狩研究会の電気パルスヤリは効果があるんだと自負しています。
ほんの少しの時間だけれど、パワーが流れ込む時間が確保できます。


電気絶縁性と獣体移動追随性を考慮しています。
右側電極棒の長さや、太さも電気抵抗として考慮しています。

こまかい配慮を多彩に、たっぷりしています。
各種の専門工作機械や、特殊工具でしか加工できない作りこみしています。

見た目では、何がいかがなのか理解できないと思います。
使うほど、意味が理解していただけると自負しています。


狩研究会
posted by 狩研 at 22:42| Comment(0) | 電殺基礎資料
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