重さ、約2kgと少し重い特殊バッテリーを採用しています。
放電特性や、電気容量を考慮しての選定です。
充電に関しては付属のデジタル表示器で判断して、補充電します。

画像の事例では、
11月 12月 1月 2月 4ヶ月の間に補充電せずに 鹿3頭 イノシシ3頭 電殺処理しました。
小さなバッテリーでは放電など、容量不足の心配があるので避けました。
さらに、オートバイや自動車用に製作されているバッテリーは常時充電することが前提です。
電殺システムは特殊で、使用時間が短時間であり充電間隔が長くなります。
充電時間は付属の充電器LEDがメヤスとなりますけれど、安価な製品なので過充電にならないように。
バッテリー寿命や性能は、過充電で極端に劣化するようです。
電殺の場合には、
捕獲が判明したら即時に出動しなければならないので、放電によるパワー不足は回避すべきです。
画像の事例のように多頭捕獲の場合もあり、連続パワーの充分な容量が必要です。
箱オリ捕獲においては、鹿の成獣が2頭入ることもあります。イノシシ幼獣ならば3頭や4頭もあります。
捕獲セットにおけるトリガー設定によって同時捕獲の条件が左右されます。
狩研究会
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