業務用の場合、出力を小さくして麻痺させる場合もあるようです。
狩猟のイノシシや鹿の場合は鋭利な牙、尖った角があり危険があります。
確実に不動化させるべきです。
業務用の豚の場合、頭部に接触させて仮死状態にさせる電極は以下です。

以下に、質問メールと回答メールを紹介します。
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題名: 電気パルスヤリの問い合わせ
日時: 2015/12/14 22:32:20 東京 (標準時)
FROM: +-+-@ezweb.ne.jp
TO : kappaboss@aol.com
△△県の〇〇と言います。
箱罠、括り罠をします。 特に括り罠で仮死状態にして、寄ってから放血させるつもりです。
心臓が止まったら血が残るのではありませんか?
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【 狩研究会からの回答 】
△△県の〇〇 様
お問い合わせありがとうございます。
電殺システムは出力可変型もあります。
業務用に試行される場合に可変型がよろしいかと思います。
狩猟では仮死状態だと反撃の危険があるので確実に心肺停止が必要と考えています。
血抜きの理想は、迅速に清潔な流水で体温を下げて毛細血管を縮小させることと、
細菌繁殖の盛んな温度域にとどまる時間を短く、冷却することが必要と考えています。
また、内臓摘出のような根本的に大量の血抜き処理が優先されるべきと考えています。
現場での放血は土壌細菌による汚染の危険もあり、何よりも血液量が少ないと考えています。
噴出の勢いがあるとかの表現もあるようですけれど、
出てくる量を問題にするならば内臓摘出は大量であり、優先させるべきと考えています。
さらに、ライフルや散弾銃で心臓が粉砕されたり、頭部粉砕の場合には心臓は停止していますけれど、
血抜きに不適切だとは聞いたことがありません。
ヤリで幾度も突いたり、興奮させた肉質は低下すると判断しています。
有害駆除で春や夏に銃やヤリで処理する場合も、肉の熟成や解体ノウハウで肉質はかなりことなります。
ククリワナも、電柱に鎖でつないだような捕獲では暴れて、肉質が低下して血抜き問題よりも深刻な肉質低下がおこります。
静かに座っているような捕獲方法が必要になります。
それには、太い木に固定されたワイヤーではだめです。
パチンワナの購入者には解説プリントをオマケしています。
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電殺器の紹介
http://newfuel1.com/kariken/densatu.html
狩研究会 のご案内
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狩研究会