クマに襲われたニュースです。
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【 引用 】
三重県が放したクマか、女性襲う…滋賀県抗議へ : 社会 : 読売新聞
三重県は、同県いなべ市で捕獲されたツキノワグマ1頭を、隣接する滋賀県多賀町の山中に放したと明らかにした。
同町では27日早朝、女性(88)がクマに襲われて重傷を負っており、三重県は、放したクマだった可能性が高いとして多賀町に謝罪した。滋賀県は「他県に放すとは理解しがたい」として抗議する方針。
三重県獣害対策課によると、クマは17日、いなべ市でイノシシ用のワナにかかり、同日、発信器を付けて山奥で放した。27日朝、多賀町などから女性が襲われたとの情報提供があり、放した場所が県境を越えていたことに気づいたという。
多賀町では過去10年、クマの目撃情報は1件しかなかったという。クマは今も付近にいるとみられ、三重県は28日から、県境付近で追跡調査を始めた。
滋賀県では、クマを捕獲した場合、見つけた市町内の山奥に放す決まりになっているが、三重県には明確な規定はなかったという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150528-OYT1T50082.html
滋賀県で女性がクマに襲われ重傷 三重県が捕獲し放したクマか(15/05/29)
https://www.youtube.com/watch?v=nczC_xvhr2I
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クマ「えん罪」に滋賀県側困惑 襲った方は?…高まる危機感 : 京都新聞
三重県が捕獲したツキノワグマを滋賀県多賀町内に無断で放った問題で、放たれたクマと、同町で女性を襲ったクマが別だったことが23日、DNA型鑑定の結果で分かった。三重県などは放ったクマを殺処分するため大規模な捕獲活動を実施していたが、「えん罪」の判明を受けて今後の対応を協議し直す。一方、多賀町は「襲ったクマがまだ近くにいるかもしれない」と警戒を強め、滋賀県も多賀町で新たにクマの生息調査を実施することに決めた。
クマの無断放獣が判明したのは5月27日。この日の早朝、多賀町樋田の県道沿いで女性(88)がクマに襲われて重傷を負った。三重県がクマを17日に現場近くの山中に放っていたため、滋賀県が三重県に放った場所を問い合わせたところ、県境を越えた多賀町内で放っていたことが発覚した。
三重県は滋賀県と多賀町に謝罪。さらに、三重県内や岐阜県の関係自治体とも相談し、「放ったクマが女性を襲った可能性がある」として、希少野生動物保護の観点から一度は山に戻したクマを殺処分することを決定。クマを放った際に付けた発信器を頼りに、5月30日と6月7日に岐阜県内で捕獲活動を行った。
捕獲と並行して、国の検査機関が女性の襲われた現場に落ちていたクマの体毛と、三重県が捕獲したクマの血液のDNA型を調べ、「別の個体」との結果が出た。
三重県獣害対策課は「危害を加えたクマと別個体ということは、(クマの取り扱いについての)今後の大きな判断材料になる」と強調。24日に三重、岐阜の関係自治体と協議して方針を検討し直す。クマは現在、もともと生息していた三重、岐阜両県の山中を行き来しているとみられる。
一方、多賀町での過去10年のクマの目撃情報は2013年の1件のみ。ツキノワグマの生息域ではないと考えられてきたが、今回の鑑定結果を受け、女性を襲ったクマが別にいることが確定した。同町産業環境課は「町としては大変な方の結果になった。住民にはクマが町内にいるものとして生活するよう呼びかける」と危機感を強めた。
同町は女性が襲われて以降、小学校などの登下校時の付き添いなどを強化している。町や地域住民が新たにクマよけ用の大きな鈴を約150個購入し、小中学校や保育園・幼稚園に配布。23日にはクマ対策のプリントを町内全2300世帯に配布した。
滋賀県によると、県内のクマの推定生息数は約300頭で、高島、長浜、米原の各市に集中していると考えられてきた。三日月大造知事は23日の定例会見で、多賀町でクマの生息調査を新たに実施することを表明した。
【2015年06月23日 22時16分】
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150623000154
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2015年05月29日
滋賀県で女性がクマに襲われ重傷
posted by 狩研 at 22:45| Comment(0)
| TV 新聞 ニュース
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