2017年03月31日

電殺器の現地説明会 兵庫

昨日、2017年3月30日 兵庫県に電殺器の現地説明会講師として行きました。
今回の現地指導は暖かい日で、助かりました。
持参したデジタルカメラが不調なので、後日に画像を市役所の方からいただく段取りです。

今回は兵庫県内の別々の市が合同での開催という珍しい事例でした。

さて、今回も 安く簡単にしている事例があるとの御意見がありました。
狩研究会は独自に、安全であり必要であると考える仕様を提供しています。

先日、瀬戸内海地域のある市役所から出された電殺器の仕様では危険であると表明して入札辞退しています。
それぞれの考え方があり、予算制約があったり、納期制限があったりします。

その予算や納期では安全で納得のできる電殺器を納入できそうでないと判断したら辞退しています。
危険を予想しているのだから、予算優先で安全対策を省くことはしません。

いつか、どこかで危険な電殺道具による事故が発生するだろうと心配しています。
どこが、どうなのか念入りに説明していますけれど、
使っていただいて、経験を重ねていただいて納得していただけるものだとも思います。

講習会で、 『 ああ、アースをとるんですね。 』 とおっしゃった方がおられました。
他の講習会でも、同じことがあります。

私は、実際に次の動作をして説明します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 アース を とる   とは? 】

  はずす : とる  左側ケーブルクランプが箱ワナの金属部に接続されているのを、外す。

  つなぐ : とる 採る 獲る 捕る 摂る 左側ケーブルクランプを箱ワナの金属部に接続する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アースというのは地面に接地することで、電殺において足元に電極を打ち込んでは危険であり禁止です。

ささいな アイマイ な、 カン違いから重大な事故を発生させる蓋然性・確率が高くなる。

危険性がたかくなる表現は、絶対に使用してはいけません。事故を防止して予防すべきです。


左側ケーブルクランプを箱ワナ金属部に接続して、足元から電気を上にあげて感電させるのが電殺です。

くどいですか?


狩研究会


posted by 狩研 at 21:38| Comment(0) | 安全な仕様

2017年03月19日

年度末の官庁発注

予算の消化として、電殺器を注文される官公庁があります。
特別に、慎重に探索・精査して、さらに考察されて予算化される官公庁もあります。

直感的に、随意契約として前金で最優先で入手したいという官公庁もあります。
平成時代以前の、昭和時代 あるいは 大正か明治時代かのごとく横柄で、尊大な市役所もありました。

ほぼ、9割まではにこやかに いろんな苦労ハナシがある購入説明をされます。

オプション 特注がいろいろあるので、ザット並べて どれがいくらだとか、納期がいつだとか無理。

急ぐならば対応しています。断ったことありません。
明日の朝欲しいとか、今日の昼過ぎに取りに行きたいとか・・・・  すべて対応しています。

ほほえましく、笑って 協力しています。 獲れちゃった・・・・ どうすれば..


誰でも初めて、最初という機会があります。瞬間があります。
どうしたら、このでっかい いのししを倒せるのか? 怪我せずに確実に。。。

苦しませないで、狩びととしての誇りを実行するには・・・ どうすれば?
あの、想定していなかった野生動物の悲鳴は聞きたくない。。

電殺器を提供する側としては、
こんなウルトラパワーが本当に必要なのか。。。 もっとパワーを下げたい。
こんな、圧着接続したあとに高温金属溶着施工は面倒で念入すぎるのかもとのブレ・・・

狩研究会は、前金でいただくだけでなくて 納期を待っていただいています。
安全で確実な耐久性ある電殺システムを提供してきています。

私は、きちんとした作業をできる人は それほど いない。

量産の短納期は京都の大学生グループを養成中です。 

ハンダ付け、こってり はっきり きっちり 教えています。


狩研究会
posted by 狩研 at 03:15| Comment(0) | 日記

2017年03月16日

ベテランからの助言

電殺システムへの助言があります。
12ボルト電源では弱いから、バッテリーを重ねて24ボルトにしなさいとか・・・
アースが足元ならば、単極でできるとか・・・

いろいろ、感謝して 科学誤解を説明させていただいています。
猛烈な。強烈な説教もいただいています。

1アンペア以上 50ボルト以上 1クーロン以上 は再現しているつもりです。

いろんな助言感謝しますけれど、常時充電のバイクや自動車蓄電池とは、前提想定が異なります・・・

あぶないのは避けて、確実なのを提供できるように勉強しています。


狩研究会
posted by 狩研 at 02:35| Comment(0) | 日記

猟友会 再選 役員選出

まったく 秘密が多すぎて、嫌になるのが猟友会運営です。

毎年、ウン十万 10年で ウン百万円の事務受託料あるのに・・・・ 内緒。

私は、役員になって 

秘密の必要性も理解できて 内緒の必要性の解決・処理費が個人消費でないと知りました。

あれやこれや。。。  非常に面倒で 役員であることをやめたいです。


特定の利権集団が猟友会という組織を利用・活用するのを。。知らなかった。



狩研究会
posted by 狩研 at 01:24| Comment(0) | 日記

2017年03月13日

パワー 安全 耐久性 操作性 確実性 見た目 安いなら歓迎

電殺器における優先順位はいかに?
実にわからない 難しい 困惑 する命題です。

確実性という空想を優先にして準備した時期があります。
見た目 が大切だと苦悩したことあります。

最近は、ともかく確実なパワフルパワーで確実に 心臓からの脳血流を停止させるのが最優先。

第2として、操作者側の感電防止3重安全対策。ビリットこないし、ビリビリきても安全、自動遮断。
電気が伝わる導線、電線保護と欠陥発見の工夫もしています。

どんな特注も御相談ください。

標準品での対応範囲はかなり広くて、専用用具も各種提供実績あります。


ともかく事例が多種多様なので、御相談ください。

価格追加は それほどにはなっていません。

使いやすく、安全に確実に改善してきています。


狩研究会
posted by 狩研 at 23:47| Comment(0) | 日記

2017年03月11日

地方の狩猟 鳥取

鳥取地方の狩猟情報です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
特徴     : 犬を使わない
伝統狩猟分類 : 追跡組猟
情報入手日  : 2017年3月 当事者からの伝聞
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
足跡を追い、寝屋撃ち猟法は積雪ある場合に全国各地における伝統狩猟法だと思います。
少数、単独で行える狩猟技術です。

積雪あれば、足の短い犬では追跡できない。
匂い痕跡が流されて犬による追跡が不可能とかあるようです。

等高線が狭くて、深い谷や流れがある地域と、穏やかな ゆったりとした起伏の丘陵地域とは異質です。
混在した地域で狩猟や有害駆除をすれば、今までの有名犬や経験が大きく前進できて驚きます。

話題を鳥取地方の情報に戻して:

犬を使うと、獲物を追いやる。追い出す。向こうに追い出す。
勢子は2名、犬は使わない。
チームは6名程度、各自が獲物の足跡を探索し、集合して打ち合わせ。
午前1回、午後1回程度しかできない。

箱ワナは3基あるけれど、捕獲すればシーズンで1回程度。捕獲で荒れるからか、電殺を検討したい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
全国のいろんな狩猟テクニックを聞いたり、見たりしています。
ワナの仕掛けなど、出版物やインターネットで公開されていない伝統技が各地にあります。

具体的には、滋賀県と三重県の県境である鈴鹿峠の東西で、トリガーは似ているけれど異なります。
たった、わずか数百メートルなのに 異なるトリガーです。

狩研究会の標準類似なものの、アレこういうなんだ。 と新鮮です。

狩研究会のワナは実に単純・簡単です。

  薮野式:足くくりパチンワナ は 釘2本
  箱ワナ横糸式:釘3本
  鼻くくり  : 釘なし
  大輪くくり : 釘なし
  鳥居式   : 釘ある場合もあり。
  反転式   : 釘不要。  類似方式はインターネット等で見る。
  

滋賀県東部、日野・土山は釘3本が多いようです。
鈴鹿峠東、引き抜きかんぬき方式 釘4本でした。

どれも、インターネットや書籍などで見たことありません。
どれも、非常に似ていますけれど、やはり、異なります。

狩研究会は、類似な別種を数種類を標準としています。

こういう知的刺激が狩研究会の存在前提です。


狩研究会はどのような バネ でも使えますけれど、
エキスパンダーのような連続コイルバネは使っていません。

使うのが禁止ではありません。特定方式がイケナイとはありえません。

どんな方式でも、獲れます。 獲れるときはとれるとそれが 極意 事実 であるそうです。


狩研究会
posted by 狩研 at 22:58| Comment(0) | 日記

2017年03月01日

新型電気棒を使いました。

箱オリに入った鹿に新型電気棒で電殺をしました。
今までのようには軽くなく、少し重たさを感じます。
細径なので、握った感覚も少し異なります。

驚いたのは、今までのように突き出したつもりの右側刺突電極が、 すっと 入るように深くささりました。
重さが少しだけれど増えたので、物理的現象の慣性であるようです。

深く刺しこまれた結果なのか、1秒未満で鹿は下に崩れ倒れました。
電気棒長さが 120cm の木質棒より少し長い 150cm だったけれど、かなり違った使用感でした。

試作で幾種類も使っていると、それぞれ使用感がかなり異なります。
使うまでは、それほど違うこともないだろうと思うのです。

先端脱着式の ねじ方式 なので、軽自動車に常時積載しておいても法律違反にはならないと考えています。
針状なので、刃先形状の場合に法律違反となる危険もないと考えています。
細い直径なので、狭いメッシュでも使えます。
丈夫な金属製を電気絶縁処理の配慮をしており、イノシシに噛まれても壊れない電気棒としました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2017年07月27日
新型 電気ヤリ 
http://kariken.sblo.jp/article/180463735.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


狩研究会
posted by 狩研 at 19:36| Comment(0) | 基本操作