25日の日曜の朝、点検に行くと箱オリの中に足跡が沢山あるも扉が落ちていなかった。
前日に巡回した仲間が、扉が降りていたのでセットしなおしたという。
トリガーセットが間違って、シャミ糸を強く引っ張ってもトリガーは動きませんでした。
24日の朝にも足跡が周辺にあったとのことなので、
私が正しくセットした25日夜に捕獲できるかもしれないと思っていました。
26日、27日の朝には捕獲できていなかったけれど、降雪のあった27日夜に捕獲できました。

この箱オリA の2016年の捕獲は、
1月 鹿1
2月 イノシシ3頭 同時捕獲
11月 イノシシ2頭 同時捕獲
12月 鹿2頭 同時捕獲
別の箱ワナB 有害駆除
8月 鹿2頭 同時捕獲
10月 イノシシ3頭 同時捕獲
今回、箱ワナの中に鹿2頭が入っていて、外に大きな鹿が1頭いたそうです。
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電殺による捕獲率向上の可能性を考えると、
1:電殺は銃声させないので周辺にいても驚かせることなく警戒心を高めない可能性がある。
2:電殺は迅速に処理できて、血液の飛散なども無いので、警戒心を高めない可能性がある。
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箱ワナによる同時捕獲のノウハウ・コツは、現地でのエサ散布とエサ置きにあると考えています。
何より、巡回で人間の痕跡を少なくすることも大切だと考えています。
故薮野氏は、月齢 潮の満ち引きと関連があるようだと捕獲実績表を指し示しながら解説されました。
氏の解釈では、潮汐は月明かりと解釈できて、イノシシや鹿は明るいと自分の影に驚くとか・・・・
私も自分の捕獲実績で分析してみたところ、捕獲実績数が少なすぎて差異がでませんでした。
数百という実績がある先輩の具体的記録は興味深いと考えています。
毎年、50頭以上 30年、40年と捕獲したプロ猟師の私見を紹介しました。
狩研究会